みんながうれしいウォーターサーバー

puhha特集コンテンツ

2023.06.12 水について

熱中症対策の飲み物は水で良い?経口補水液との使い分けは?

  • 更新日:2023年06月12日

「熱中症対策にはスポーツドリンクや経口補水液が適している」という話を聞いたことがありませんか?
熱中症を予防するためには、こまめな水分補給が重要ですが、スポーツドリンクや経口補水液をたくさん飲むと、塩分や糖分の摂りすぎにつながることもあるので注意が必要です。
熱中症対策には、水のみで良いのか、それともスポーツドリンクや経口補水液が良いのか。
今回は、熱中症対策の水分補給の方法についてお伝えします。

 

熱中症対策に水分補給が重要な理由

まず、熱中症の症状と原因について知っておきましょう。

熱中症の症状と原因は?

熱中症は、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなることで、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛といったさまざまな症状を引き起こします。

熱中症の原因は、主に「環境」「からだ」「行動」の3つ。

気温や湿度の高さといった「環境」、高齢者や小さなお子さまであることや、持病や体調不良といった「からだ」、炎天下での激しい運動や屋外作業といった「行動」などによって熱中症のリスクが高くなります。

室内でも熱中症になる可能性がある

熱中症は、気温の高い屋外での活動が原因であると考えられがちですが、実は室内でも熱中症になるリスクがあります。なんと、熱中症発生場所別の救急搬送の割合は住居等が最も多いのです。外出時やスポーツをする以外に、室内で過ごす場合にも熱中症のリスクがあることを意識しましょう。

熱中症対策の水分補給に適している飲み物は

熱中症を予防するためには水分補給が重要ですが、飲み物の選択肢として「経口補水液」「スポーツドリンク」「水」などが挙げられます。それぞれの特徴を知って、ご自身の体や状況に適したものを摂取することが重要です。

経口補水液とスポーツドリンクは熱中症予防になる?

経口補水液とスポーツドリンクは熱中症対策に有効だといわれています。それは塩分(ナトリウム)が含まれているからです。

汗にはナトリウムが含まれています。炎天下の作業や、スポーツなどによって大量の汗をかくと、体内の水分とともに塩分やミネラルも奪われてしまいます。このような場合に水だけを摂取すると、血液中の塩分・ミネラル濃度が低くなり、熱中症の症状を引き起こす原因につながってしまうのです。

経口補水液やスポーツドリンクにはナトリウムが含まれているため、熱中症対策にも有効ですが、摂取するタイミングや量に注意が必要です。

経口補水液とは?

薬局で販売されているような経口補水液は、ナトリウムなどの電解質とブドウ糖を混ぜて水に溶かしたものです。スポーツドリンクと比較して糖分は少なめで、主に脱水症状の治療に用いられます。下痢や嘔吐時など、脱水症状を起こした際の応急処置として利用することができ、そのほか、スポーツ選手がトレーニングの水分補給に活用することもあります。

経口補水液の中には、脱水症になる前から日常的に飲むことができるナトリウムが低めの製品もありますが、基本的には普段の水分補給として飲むものではありません。塩分濃度が高いため、心臓や腎臓の疾患がある方はとくに注意が必要です。

スポーツドリンクとは?

経口補水液に比べ、ナトリウムなどの電解質濃度が低く、糖質濃度が高いのがスポーツドリンクです。砂糖や果糖などの糖類や、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムが含まれているため、水分補給と共に疲労回復効果が期待できます。

熱中症予防としては、炎天下での運動や作業により汗をかいたときなどに利用するのが良いとされていますが、糖分が多く含まれているため、肥満や虫歯の原因にもつながりやすいため、摂取量に注意するのが良いでしょう。

水は熱中症予防になる?

前の段落で、室内でも熱中症になる可能性があることをお伝えしました。室内で過ごしていて、あまり汗をかかない場合であっても、のどの渇きを感じる前にこまめに水分補給すべきです。とくに、気温が上がってくる春から夏への変わり目などは、体が暑さに慣れていないため、熱中症のリスクが高くなるといわれています。

あまり汗をかかない場合の水分補給は、水やお茶などの塩分や糖分を含まない飲み物がおすすめです。

水分補給にウォーターサーバーがおすすめな理由

熱中症の発生場所は住居敷地内が最も多いのですが、その原因のひとつとして考えられているのは、こまめな水分摂取が習慣づいていないことだといわれています。

室内にいる時は、屋外にいる時に比べて日ざしを浴びたり汗をかいたりすることが少ないため、のどの乾きを感じにくいことがあるようです。

ご自宅にウォーターサーバーを置くと、のどが乾いたときだけでなく、目についたときにも、手軽に美味しい水を飲むことができます。

暑い夏場は室内熱中症のリスクが高くなる時期です。のどが乾いていなくても、こまめに水分を摂ることを心がけましょう。また、汗をかいた時のために、水と共に手軽にナトリウムを摂取できる塩タブレットなどを常備しておくのもおすすめです。

気温や体調に合わせた水分摂取の方法を選んでみてくださいね。

あわせて読みたい